劇場版ドラえもん個人的トラウマシーン その1
唐突ですが、私がSFを好きになったきっかけはやはり子供の頃ビデオテープが擦り切れるほど繰り返し観た、劇場版ドラえもんだと思います。
世代なのはねじ巻き都市冒険記くらいからですが、過去作はそれ以上に繰り返して観てました。
個人的には未だに旧ドラ(大山のぶ代版ドラえもん)しかアニドラは認めていませんが、新ドラ映画の評判を聞く限りでは何作かは意外といいらしいので食わず嫌いせず観てみようとは思ってはいます。(いい歳した大人が何を言ってるんだですが)
思い出補正掛かりまくっていますが、私の人生・価値観のバイブル的存在になっていますので、未だ抵抗があるんです。
そんな旧ドラから私の人格形成に影響を与えたシーンをいくつか上げたいと思います。今回はもっぱら恐怖の基準となった個人的トラウマシーンです。(ネタバレあり)
第一作 のび太の恐竜から
恐竜ハンターに追われるシーン
まず、敵の恐竜ハンターのビジュアルが怖いです。おそらく外人で密猟者で根っからのワルです。このシーンではダミーのバギーが狙われますが、容赦なく熱線銃を浴びせてきます。子供相手に。おとなはきたなくてこわいとおもいました(小並感)
第二作 のび太の宇宙開拓史から
ギラーミンとの決闘シーン
敵の刺客のギラーミン。こいつも先程の恐竜ハンターと同じくビジュアルが怖いです。なんか松本零士キャラっぽい?ですが。
しかもこいつ、死にます。今回のゲストのロップルくんに銃で撃たれて死にます。なんか土地の立ち退きのいざこざみたいな、意外とドロドロした話でした(大嘘)
第三作 のび太の大魔境から
どこでもドアが喰われるシーン/敵の中ボスが死ぬシーン
ジャイアンが主人公の映画。
どこでもドアだけでなく、ジャイアンのせいで道具が使えない縛りプレイ映画。
後半はほとんどチートプレイで無双状態ですが。
因みに中ボスは今回のゲストのペコと一騎打ちしてマントが歯車に引っかかって死にますあぼーん
第四作 のび太の海底鬼岩城から
個人的ベスト3に入る劇場版。
ワクワク感、トラウマ、感動と冒険譚としてはフルコースな一作。これでバミューダ・トライアングルやアトランティスなどオカルト的な存在に初めて触れました。
なんと言っても主要キャラが死ぬ(死にかける)という強烈なトラウマを植え付けられた作品でした。やっぱ独断行動は良くないと思いました。
敵を引き付けるのにムードもりあげ楽団を使うのは目からウロコでした。しずかちゃんの勇気すごいわ、主人公はしずかちゃんでしたこの作品。
あとやっぱり鉄騎隊はこわい。
第五作 のび太の魔界大冒険から
謎の石像/メデューサ
(石化魔法、それは女の子が男の子の一部に使…)
冒頭、自分そっくりな謎の石像の登場。不穏な始まり方は今作がホラー要素を含んでいることを示唆します。魔法は出てきますが、舞台は魔界。
そして言わずもがな、メデューサ。ビジュアルもさることながら、タイムマシンに乗ったのびドラを時空を超えて追いかけてきます。安全地帯などないマジ狂気。
あと、ある意味でトラウマの「おしまい」。チートキャラ「ドラミ」が出てきてそれで終わりかよと一瞬思っちゃったメタ演出でした。
次回へ続く?